
竹垣を何年も美しく保つための、薬品を使わないシンプルな手順をご紹介します。
天然の竹垣を維持し、汚れや黒ずみに対処するには、日頃の手入れと的を絞った掃除を組み合わせることが大切です。

日常のお手入れ方法
定期的な掃除
- 表面のほこり取り:毎月、柔らかい毛のブラシや乾いた布を使って、表面のほこりや落ち葉、そのほかのゴミを取り除きます。
- 念入りな掃除:3か月ごとに、薄めた石けん水(中性洗剤)で掃除し、きれいな水ですすいでから自然乾燥させ、水や汚れの残留を防ぎます。
防水・防湿処理
- 保護膜の塗布:屋外専用の木材用オイル、桐油、またはニスを少なくとも年に1回塗布し、防水性を高めます。湿気の多い地域では、必要に応じて頻度を増やしてください。
- 底部の保護:フェンスの底部を地面から5〜10cm浮かせて(砂利や支えを使って)、土との直接接触や水分の吸収を避けます。
防虫・防カビ対策
- 前処理:設置前に竹をホウ砂溶液(1:4の割合)に浸すか吹き付け、使用前に完全に乾燥させます。
- 定期的な点検:虫食い穴やカビの斑点が現れたら、防虫剤(ホウ酸など)やカビ取り剤で速やかに処理します。
日よけと通気
長時間の日光への露出を避けるため、近くに緑を植えて日陰をつくることを検討しましょう。フェンス周りの通気を良く保ち、高温多湿の状態を和らげます。

汚れや黒ずみへの対処
軽い汚れ
- ホワイトビネガーとぬるま湯を1:1の割合で混ぜ、柔らかい布を溶液に浸して汚れた部分をこすり、その後きれいな水ですすぎます。
- 重曹ペースト:重曹を水と混ぜてペースト状にし、汚れに塗って10分ほど置いてからこすり落とします。
落ちにくいカビや黒い斑点
- 漂白剤による処理:漂白剤を水で1:4の割合に薄めます。手袋を着用し、黒ずんだ部分をやさしくブラシでこすり、10分後に洗い流します。
- サンドペーパーによる研磨:カビが深く浸透している場合は、目の細かいサンドペーパー(120〜200番)で表面を研磨し、元の色が見えるまで磨いてから保護コーティングを施します。
ひどく腐朽した部分
竹の内部が腐朽している場合は、その竹を1本ずつ交換します。切断する際は元の構造を保ち、交換用の竹は設置前に前処理(防水・防虫処理)を済ませておきます。

予防のためのご提案
- 季節ごとの手入れ:雨季の前に防水コーティングを補強し、乾燥する冬の時期にはひび割れがないか点検し、塗装を補修します。
- 薬品との接触を避ける:除草剤や強酸性の洗剤は竹垣に近づけないようにしましょう。これらは劣化を早める恐れがあります。
- 定期的な点検:2〜3か月ごとに、接合部や留め具の緩みがないか確認し、見つかれば速やかに補強して構造の変形を防ぎます。
これらの方法に従うことで、天然の竹垣の寿命を効果的に延ばしながら、その自然な美しさと魅力を保つことができます。
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